[ラジオ]がスキ!
[ラジオ]がスキ!
Momoka Ando

[ラジオ]
がスキ!

いまこの時代に、ラジオはヒットするだろうか。情報量ではテレビやSNSには勝てないが、ラジオは熱狂的なファンを獲得しコアなメディアとして支持されているのも事実である。音しか伝えられない、その潔さにこそ魅力があると語るのは早稲田大学の安藤さん。大学では教育分野における人間工学の活用を学ぶ一方、ラジオ好きが高じて番組を企画制作している彼女に話を聞いた。

ラジオにしか作れない
純粋な表現が私は大好き。

安藤百花 早稲田大学 人間科学部 人間情報科学科[FMwaseda]

— なにを、している?

ラジオを聞くのが好きです。ラジオには、自分が好きなパーソナリティーが1対1で話しかけてくれているような空気感だったり、思いがけず懐かしい曲を聴けたり、知りたかった情報に触れられたりする魅力があります。昔は、ラジオ番組はだいたい把握していて、番組構成を比べたり考えたりしていました。今はサークルでラジオ番組を作成する側なので、リスナー目線でどう面白い企画にするかということを大事にしています。
昔のラジオパーソナリティーに憧れて今の活動をしている面もあるので、リスナーがワクワクするような演技や演出になるようにするにはどうしたらいいかを考えて、言葉選びや場の空気の作り方に気を配っています。

— なんで、すき?

元々は、嵐のファンで嵐のやっていたラジオ番組を聞き始めたのがきっかけです。それから他の番組にも興味を持つようになって、次第にラジオそのものに興味を持つようになりました。ラジオは声とか音しかないからこそ、面白いし、表現を尖らせることもできると思っています。古いメディアのように捉えられますが、そこにテレビやSNSにはできない可能性を感じています。

— これからやりたいこと

Webラジオの番組数や公式サイトのコンテンツ数を増やして、外部に発信する機会をもっと増やしたいと思っています。放送業界にインターンして、より精度をあげたラジオの制作や演出ができるようになりたいですし、大学で教育関係の勉強をしているので、ラジオと教育を組み合わせた取り組みなどができたら楽しいかもしれないです。