[温泉]がスキ!
[温泉]がスキ!
Atsushi Hashimoto

[温泉]
がスキ!

日本人の9割は温泉好き。温泉を楽しむ文化が歴史的に培われてきた日本であるが、実は年に5回以上温泉に行く人は全体の1割ほどしかいないらしい。そんなジレンマをなんとかしようと温泉の魅力を広める活動を精力的に行うのが東京大学の橋本惇さんだ。自身が温泉を訪れることに加え、各地の魅力を独自な切り口でアピールする彼に、温泉に対する想いを聞いた。

奥深い温泉の魅力を伝えるのは
温泉大国に生まれた自分の使命

橋本惇 東京大学 文学部 社会学専修[東京大学温泉サークル OKR]

— なにを、している?

温泉が好きで、2017年は100ヶ所以上の温泉に行き、2018年も5月までに既に50ヶ所を訪れています。とにかく温泉に行きたい。それに加えて、温泉の魅力も伝えていきたいなと思っています。効能とか成分をアピールしても普通なので視点を変えて、学園祭で九州別府温泉の温泉水を凍らせて削ったかき氷を提供したり、宮城県鳴子温泉の小学生向けに温泉の出張授業を行いました。これは、よそ者・若者の視点から地域資源である温泉を再発見するきっかけづくりにはなったかと思います。

— なんで、すき?

各温泉地でそれぞれ泉質が違うので特徴を体感するのも好きですし、地域の特産品も楽しめるのも好きです。湯船に浸かり、ホッと一息つく。すごくシンプルだからこそ、ココロも解放されます。そんな最高の一時を求めてまだ経験していない温泉地に足を運ぶのかもしれないです。様々な温泉地を巡るという意味では、限界旅行が好きで、最高1日5カ所の温泉地を巡りました。制約がある中でどこまでできるかを考えるのが好きな性格なのかもしれないです。

— これからやりたいこと

温泉の魅力を広めるために密かに暖めている企画があって、まだ詳しくは明かせませんが、楽しみながら温泉について自然に学べるような温泉地カードゲームを検討しています。あとは2017年からは訪問した全ての場所についてまとめたSNSサイトを作っていて、どこかの温泉地に行きたいけれどよさそうな場所がどこかわからないときなどに参照して頂けるようなSNSサイトになればいいなと思っています。