[水の飲み比べ]がスキ!
[水の飲み比べ]がスキ!
Kyohei Mogi

[水の飲み比べ]
がスキ!

水の飲み比べをする大学生がいる。しかも各大学で販売されているボトル入りのミネラルウォーターが専門。彼は大学の水に一番詳しい学生だ。各大学を訪れ水の飲み比べを継続的に行っているという上智大学文学部の茂木響平さんに、水への情熱、そしてそれを通して実現したいことを聞いた。

大学の水が、大学を越えた
コミュニティを作り出す。

茂木響平 上智大学 文学部 史学科[大学のお水飲み比べサークル]

— なにを、している?

大学のオリジナル水を飲みに行くという名目でどこかの大学を訪れたり、各大学の水のレビューを作ったりしています。もちろん水そのものに味がついているわけではなく、ただの水なのですが、僕は水ごとに大学の特徴が存在すると思っています。たとえば各大学によって採水地が異なっているので味や水質には違いがあります。ボトルのデザイン1つとっても、ミッション系の大学は校章を基調にしたシックなデザインで、庶民的なイメージの大学ではマスコットキャラクターをデザインに起用する事が多いなど特徴が見られます。

— なんで、すき?

高校時代から、学校とか学年に縛られない交流の場を求めていたので、大学に入ってからはその様な交流の場を自分で作れればと思ったのがきっかけです。僕は大学の外にも世界を広げようと、色々な大学に顔を出していた新入生の時に、どの大学にも大学オリジナルの水を売っているのに注目してこのサークルを思いつきました。大学のお水を飲み比べるっていうテーマだと面白そうだし、誰でも参加できそうじゃないですか。水を飲み比べているうちに仲間が増えていきました。

— これからやりたいこと

大学の水というテーマで面白いコミュニティを作ることが出来ると思います。今の時点でも大学生だけではなく高校生から社会人、大学の先生までざっくばらんに交流している場なので、これまで以上に色々な立場の人に参加して貰えるサークル作りを目指しています。また、最近はSNSでの炎上のしやすさや大学の規制の強化などもあり変わったことをしようとするサークルや大学生が減って来ているので、そういった人達が繋がって面白いものが生まれれば嬉しいです。