[広告]がスキ!
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Seita Shinbo

[広告]
がスキ!

時代の変遷とともに広告に求められる役割は変わり続けている。ターゲットはマスから個へ向かい、表現手法の多様化と技術の発達によって、人々と広告の関係性が変わっていく現在。そんな中で学生ならではの発想を起点に真剣に広告に向き合う学生がいる。実際に企業とコラボし、仲間とともに広告制作を手がける早稲田大学の新保斉大さんに話を伺った。

学生だからこそ作れる広告が
僕はあると信じている。

新保斉大 早稲田大学 政治経済学部[早稲田大学広告研究会 ]

— なにを、している?

広告が好きで、近隣の商店や企業に営業して広告の制作に携わっています。たとえば、戸塚警察署が行っている春の交通安全運動の一環として、外国人向け交通安全ポスターを制作したり、早大南門通り商店会と、商店街21店舗のポスターを制作したり。また、自ら能動的に広告を発信できるメディアがあるといいなと思い、早稲田大学内で「WASEAD」というWebマガジンを立ち上げ、学内のサークルやゼミを取材して記事を書いています。

— なんで、すき?

母が広告代理店に勤めている影響で、幼少期から国内外のCMやポスター広告に興味を持っていました。最初は面白いCMやかっこいいポスターを眺めるだけでしたが、次第にその広告のコンセプトや、今の時代に対してどんなコピーを書いているのかといった根っこの部分にも関心を持って、自分でもやってみたいと思うようになりました。まだまだ思うように表現できていませんが、とてもやりがいを感じています。

— これからやりたいこと

在学中に、自分も納得できて外部からも評価されるような明快な広告を手がけたいと思っています。JALさんからJAL認知度を上げるという課題をいただき、何度も打ち合わせを重ねて実現させた「母娘ハタチ旅」という企画があります。20歳になる女子大生とその母親をメインターゲットにして、2名1組で応募した方を対象に、国内線のラウンジやワンクラス上のシート利用券があたるキャンペーンで、学生目線でつくった1つの成果でした。これからも学生にしか出来ない発想と表現で、時代にあった広告に挑戦していきたいです。