[学食]がスキ!
[学食]がスキ!
Tomoki Otaka

[学食]
がスキ!

大学時代あなたはどのくらい学食に足を運んだだろうか?振り返ったとき、学食のメニューを思い出す人はそんなにいないのではないか?おそらく、食べた記憶はあるがメニューまで印象に残っている人は多くないかもしれない。そんな一見普遍的に見える学食を研究している学生がいる。学食は面白い、そう語る早稲田大学の大髙朋紀さんに話を聞いた。

学食から見え隠れする
文化が面白い!

大髙朋紀 早稲田大学 法学部[早稲田大学学食研究会]

— なにを、している?

毎週1、2回はどこかの大学に行き、学食を食べて感想をブログで発信しています。訪問のたびに違うメニューがあるので、意外な発見があったりするんですよ。また年2回学食ランキングを発表しています。期間限定のメニューや学食のリニューアルもあるのでランキングは変動するのですが、それぞれの学食が工夫をこらして、美味しいメニューを提供しようとしているのがわかります。それぞれの大学にカラーがあるように、学食にもカラーがあります。学食は大学の文化を象徴しているような気がしますね。

— なんで、すき?

元々食べるのが好きなのと限られた空間で出される料理に興味がありました。高校のときには軍用食とか機内食に惹かれていて、やっぱりそれぞれの軍隊や航空会社の文化や風土を代表していると思っているんですよ。結局、食べにいけないので調べるくらいしかできませんでしたが。学食も同じで、大学ごとに色が出る。しかも学食は誰でも気軽に食べられるので、自分にとっては理想的でしたね。

— これからやりたいこと

大学で学食バトルを開催したり、学食メニューを提案したりしてきましたが、その延長上で新しい企画を考えていきたいです。また、大学に加えて、企業の社員食堂が面白いと思っています。企業は企業で歴史があるし、幅広い年齢の方がいるので、文化という意味での食堂は面白いと思います。学食と社食を比べる企画で、大学と企業の文化を比べてみたりするのも面白そうです。