[音楽]がスキ!
[音楽]がスキ!
Takuya Kusakabe

[音楽]
がスキ!

競技スキーを小学校、中学、高校でプレーし全国大会に出場経験もあるほどだったが、大学ではスッパリと諦め、現在は音楽の道に。DJとしてターンテーブルを回すこともあれば、フォークソングを弾き語ることもある。音楽をこよなく愛していると語る早稲田大学の日下部卓哉さん、音楽にかける想いを聞いた。

音楽に自然体で対峙する矜持。

日下部卓哉 早稲田大学 法学部[Music Fan Club]

— なにを、している?

バーでコレクションのレコードを使ってDJをしたり、時々ライブハウスで演奏したりしています。ヒップポップグループのスチャダラパーさんのライブに急遽ボーカルとしてステージに上げさせてもらったこともあります。フォークソングが好きなので、ギターで弾き語りをすることもあります。

— なんで、すき?

競技スキーをしていた時から常に音楽を聴いてきました。その曲が誕生した頃の時代背景がわかったり、昔の聴いていた曲を聴くとその頃の思い出を振り返るきっかけになったり、音楽が教えてくれたことは沢山あります。
法律にも解釈の違いが存在するように、音楽にも人それぞれの解釈があって、人それぞれの楽しみ方があると思うんです。だからこそ大昔から人々の生活には音楽が根付いているんだと思います。音楽無しの生活って、想像できませんよね?
フォークソングを聴くことが多いのですが、例えば吉田拓郎さんの「結婚しようよ」は、当時のフォークソングを「反体制の象徴」から「若者の象徴」に切り替えた一曲だと考えています。音楽って一曲一曲、それぞれ色々なドラマがあって、そういう部分が音楽を形づくっているのかなと思います。それに触れ合えた時は嬉しいですし、そういう時にやはり好きだなと感じます。

— これからやりたいこと

音楽はやるものではなく、無意識に息をしているように、ごく自然に聴いたり、演奏したりするものだと思っています。音楽を語る、なんて偉そうに自分は言えないですし、きっともっと音楽に詳しかったり愛着があったりする人はたくさんいると思います。でも、これは僕個人の話として、常に音楽は自分の生活の軸になっていますし、これから先も音楽との関わり方は変わらないと思います。一人でレコードに針を落として音楽を聴くのも、ステージで演奏して誰かと一緒に音楽を共有するのも、日々の生活に欠かせない要素の一つとして、自然体で愉しんでいければと思います。